オーストラリアは、2022年7月6日より入国規制が全面解除となりました。今回は、オーストラリア入国条件の最新情報をお伝えします。
目次
オーストラリア入国に必要な準備はETAのみ

現在、入国可能なビザをもっていれば、世界どの国からもオーストラリア入国が可能になっています。
なお、以前オーストラリアへの入国に必要だった「出発前の新型コロナウィルス陰性証明書」や「ワクチン接種証明書」「デジタル渡航者申告 Digital Passenger Declaration (DPD) の登録」は不要となりました。これがなくなったことによりコロナ前と同じ状況になったのではないでしょうか。
入国可能なビザ
コロナ前と同じく観光ビザETA/ETAS・学生ビザなどオーストラリアに滞在が可能なビザの取得はお忘れなく!
ちなみに観光や、知人の訪問、出張目的で利用する渡航用のETA(イータ・電子渡航許可)は、ご自身のスマートフォンにアプリをインストールして取得する方法になっています。以前までは旅行会社や航空会社などが代行サービスをしておりましたが、現時点では代行申請ができませんので、ご自身で行っていただくことになります。
App Store から「Australia ETA」と検索して頂くと見つかります。
日本帰国 / 入国に必要な2つの準備
日本への入国にあたり、準備しておくべきものは次の2つです。
1. ワクチン接種証明書
証明書は、ワクチン接種要件を満たし「海外用及び日本国内用」を準備してください。ワクチン接種証明書は英語で記載されている必要があります。
日本の検疫は、現時点では原則3回接種です。3回未満の方は出国前72時間以内に検査を受けた陰性の検査証明書の提出が必要です。
2023年4月29日以降に日本入国される方は、有効なワクチン接種証明書又は出国前検査証明書の提示が不要となりました。ただし、航空会社によってはワクチン接種証明書が必要な場合もありますので事前に確認してください。
ワクチン接種していない子供はどうなる?
18歳未満の方は、ワクチン接種完了済みの成人と一緒に渡航することで、ワクチン接種要件を満たします。
2. Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)
Visit Japan Webは、日本に入国する前にパソコンやスマートフォンから予め検疫手続きを済ませておくことができるものです。
スマホをお持ちの方は事前にアプリをインストールしておくことをおすすめします。申告はウェブもしくはアプリで行います。
- フライト情報
- パスポート
- メールアドレス
- ワクチン接種証明書(3回)
- もしくは検査陰性証明書(帰国前72時間以内)
直前になって慌てないよう、余裕を持って申請手続きを進めましょう。
帰国する方は、原則全員ご自身でこの申告書を提出する必要があるのでご注意ください。乳幼児など、ひとりで手続きできない方は「同伴家族」として登録することで親が代わりに提出することとなっています。
Visit Japan Webは、日本到着予定時間の6時間前までに申請を完了する必要があります。係員にすぐに提示できるようアプリをいれておくと便利です。
Visit Japan Web 登録はこちら
>> https://vjw-lp.digital.go.jp/ja/
抗原検査の簡易検査キット(RAT)はどこで手に入る?
抗原検査 ( RAT ) キットは、薬局やスーパーマーケットで購入が可能です。
抗原検査の義務がなくなりRATキットを常備する人も減ってきましたが、万が一滞在中に体調を崩した場合でも、RATキットがあればその場で簡単に検査ができるので安心ですね。
RATで陽性反応が出たらどうすれば良い?
抗原検査で陽性反応が出てしまった場合は、陽性結果を州政府当局へ報告する義務はありません。
隔離の義務もありませんが、症状がある場合にはホテルなど自主隔離できる場所がある方は、そこで療養することが推奨されています。
オーストラリアへのフライト情報
日本からオーストラリアへ行く際は直行便が早くて便利です。詳しいフライト運航情報はこちらからご確認ください。
オーストラリアは隔離なしで入国できる!
ここまでをまとめると、オーストラリアへはコロナ以前同様に自由に滞在できるようになりました。ゼロコロナからウィズコロナ社会へ舵を切ったオーストラリア政府の動きが現れてきましたね。
ただ、入国に際しての規制や条件は変更されることがありますので、旅行の際には必ず政府のウェブサイトをご確認ください。