【メルボルン】全豪オープンテニスの会場を徹底ガイド

全豪オープンの試合風景

メルボルンで毎年1月中旬から行われるテニス四大大会の一つ、全豪オープン。この記事では、全豪オープン会場の様子や行き方、観戦する方法など体験レポートとともにご紹介します。ぜひテニス観戦を検討されている方は参考にしてください。

次の全豪オープンはいつ?見どころは?

全豪オープン1日目

全豪オープンテニスは、毎年1月中旬からメルボルンで開催されます。

期間:2026年1月18日(日)から2月1日(日)まで
会場:メルボルンパーク

テニスのグランドスラムと呼ばれる四大大会は、オーストラリアから始まり、フランス、イギリス、アメリカがあります。全豪オープンは、シーズン最初の大会であることから他の大会に比べて多くのトップ選手が参加するといわれています。また観戦スタイルも他の大会に比べて厳しくなく、オーストラリアらしい雰囲気で楽しむことができます。

全豪オープン会場はメルボルンパーク

毎年、全豪オープンテニスが開催されるメルボルンパーク(Melbourne Park)は、センターコートのロッド・レーバー・アリーナ、マーガレット・コート・アリーナ、ジョン・ケイン・アリーナなど、大小約25のテニスコートを使います。

全豪オープン会場への行き方

全豪オープンテニスが開催されるメルボルンパークは、市内中心部(CBD)に近く、フリンダース・ストリート駅前から70番のトラムで約5分、または徒歩約10分の距離にあります。

開催初日から数日間は大変混雑しており、また会場内は広いです。会場ゲートを通過してから目的のコートまで遠いことがありますので、時間に余裕を持って会場入りしましょう。

全豪オープンの無料トラム乗り場

トラムの乗車は、観戦チケットを提示するとフリンダース・ストリート駅前からロッド・レーバー・アリーナ前、ジョンケイン・アリーナ前の停車駅まで無料になります。

全豪オープン会場までの行き方

フリンダース・ストリート駅から川沿いの道を歩いていくこともできます。ゲートまでの道のりはテーマパークに行くような感覚で楽しかったです。

私の場合、行きは会場まで歩いて向かい、帰りは暗くなっていたのでトラムを使ってフリンダース・ストリート駅まで戻りました。

会場ゲートではチケットの準備と荷物検査

会場の入り口は3か所、シティ・エントランス(City Entrance)、ガーデン・スクエア・エントランス(Garden Square Entrance)とグランドスラム・オーバル・エントランス(Grand Slam Oval Entrance)があります。

ロッド・レーバー・アリーナやマーガレット・コート・アリーナに近い入り口はガーデン・スクエア・エントランス、ジョン・ケイン・アリーナに近いのはグランドスラム・オーバル・エントランスです。

開場時間はデイセッションのチケットは10時、ナイトセッションは17時です。

会場ゲート前では、セキュリティチェックがあります。バッグを開けて中身を確認してもらいましょう。チケットは予めスマートフォンのウォレットアプリ、もしくは全豪オープンアプリに入れておきましょう。会場ゲートを通る際に必要になります。

全豪オープンに持ち込めるもの、持ち込めないもの

全豪オープンに持ち込んだウォーターボトル

荷物はテニス観戦がしやすいようにリュック1個がおすすめです。スポーツ観戦では珍しく、全豪オープンは飲食物の持ち込みが可能です。プラスティックやステンレス素材であればウォーターボトルを持参することができます。

持ち込めるもの(一例)

  • プラスティックやステンレスのドリンクボトル(瓶やガラスは不可)
  • アルコール以外の飲み物
  • プラスティックや紙のフォークやスプーン
  • 食べ物
  • 自撮り棒
  • 傘(観客席では使用できません)

持ち込めないもの(一例)

  • スーツケースを含む大きなバッグ
  • アルコール類
  • ドローンやGoPro(ゴープロ)などのビデオカメラ類、三脚
  • 200mm以上の望遠レンズ
  • 楽器やホイッスルなど音が鳴るもの
  • テニスラケット
  • 折り畳みいす
  • クーラーボックス

持ち物や服装

全豪オープンが開催される1月は夏にあたりますが、日によって時間によって気温が違うのがメルボルン。40度近い日もあれば20度以下の日もあります。気温に対応できるような服装や紫外線対策が必須です。観戦席では日傘は使えないので帽子やサングラス、タオルで日よけしたり、水分補給のためのウォーターボトルもあると便利です。全豪オープンはペットボトルの持ち込みも可能です。

会場内の支払いは全てキャッシュレスです。現金は使えませんのでご注意ください。

ちなみに私の場合は...
持ち物は長袖カーディガン、ウォーターボトル、タオル、帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、モバイルバッテリー、ひざ掛け、雨予報だったので折り畳み傘と雨風に対応できる薄手のジャンパーを持参。

会場入り時点では晴れていて28度と暑く、半袖で出発しました。アリーナに着くころには雲行きが怪しく気温が下がってきて長袖を羽織り、その後雨が降ってきてアリーナの屋根が閉まってからは空調で寒くなり、ジャンパーとひざ掛けで防寒しました。

全豪オープンの公式アプリを事前準備

全豪オープン公式アプリ
出典:App Store(URL

全豪オープンに行くなら公式アプリを事前にダウンロードしましょう。会場内のマップは大いに役立ちます。また試合のスケジュールや勝敗結果、選手情報など手軽にチェックできます。

全豪オープンテニスの観戦方法

ロッドレーバーアリーナ

全豪オープンのテニス観戦ルールはそれほど厳しくはありません。服装は自由でドレスコードはありません。

飲食の持ち込みもできます。お酒を飲みながら観戦することもできますが、飲めるのは会場内で販売されたアルコールのみになります。

傘の持ち込みはできますが、観客席での使用はできません。試合途中に雨が降って濡れたくない場合はレインコートがあると便利です。

ベビーカーは全コートの観客席には持ち込みできません。試合開始前に所定の場所にベビーカーを置きましょう。

プレー中のマナー

プレーが始まりそうになったら物音を立てたり、おしゃべりはできません。スマートフォンの音も鳴らないように設定しましょう。

ラリー中は声援を送らないのがマナーです。いいプレーには拍手を送りましょう。

試合中の途中退席、途中入場はできます。入場のタイミングは係員に従う必要がありますが、退席したい時はコートチェンジの間に素早く出るのがマナーです。

プレー中の写真撮影はできますがフラッシュは禁止されています。

指定席チケットの見方

全豪オープンのデジタルチケット

全豪オープンの指定席チケットには日付や試合開始時間、座席番号だけでなく、アリーナ名とドア番号が表示されています。

まずロッドレーバーアリーナへ向かい、ドアの番号20番を目指します。入場ドアの前ではスタッフによる席番確認があります。チケットの準備をしましょう。

全豪オープンの楽しみ方

全豪オープンのイベント

開幕初日から数日間は、選手や試合数が多くとても楽しめます。また全豪オープンの会場では、テニスの試合以外にも様々な楽しみ方ができます。

全豪オープンのギフトショップ

全豪オープンのショップ

全豪オープンテニスの会場には大会の記念グッズを販売するギフトショップや各メーカーの店舗があります。全豪オープンのロゴが入ったオリジナル商品や記念品、テニスウェア、シューズなどが揃います。

ショップは会場内の色々な場所にあるため、試合の合間にショッピングを楽しむことができます。

全豪オープン会場のショップで販売されているジャンボテニスボール
サインをもらうのに最適なジャンボテニスボールもショップにあります

フォトスポット

全豪オープンのAOフォトスポット

試合の合間や早めに会場入りして写真撮影も楽しみたいですね。定番のフォトスポットは「AO」前です。AOとはAustralian Openのことで略してAOと呼ばれています。

全豪オープンの会場グルメ

全豪オープンの屋台

全豪オープンの会場内で売られている食べ物の種類は豊富でメルボルンの多国籍なグルメが集まっています。屋外のフードコート以外にアリーナの中にもあります。ハンバーガーやサンドイッチ、サラダなど食べ応えのあるボリューム感です。お酒やソフトドリンクの購入場所にも困りません。コーヒーなどのホットドリンクが他のものに比べて少ない印象でした。

選手の練習スケジュールを確認

屋外コートは選手の練習場としても使用されます。選手が来ない場合もありますが、タイミングが合えば練習風景がみれてサインをもらうチャンスがあるかもしれません。

練習スケジュールの確認方法は、全豪オープンのアプリを開いて「Visit」「Practice Schedule」の順にタップすると確認できます。

キッズコーナーも充実

全豪オープンのキッズエリア

全豪オープンの会場には無料の子ども向けエリアが充実しています。テニスに関連するミニゲームやアスレチック、ウォータースライダーなどがあります。

体験してほしい全豪オープン観戦

いかがでしょうか。オーストラリアらしいフレンドリーな雰囲気で、はじめての方にもお勧めしたい全豪オープン。ぜひ生で観戦して臨場感を味わってください。

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