ケアンズの熱気球遊覧飛行ツアー徹底紹介!帰国日も参加できます

ケアンズ熱気球ツアー

旅行のギリギリまでケアンズを満喫したい!という人におすすめのツアーが「熱気球遊覧飛行」。帰国日のフライトが国際線12:00以降の出発であれば参加可能なため、満足度が高い熱気球ツアーはケアンズ最後の思い出作りに最適のツアーです。

この記事では、ケアンズの熱気球ツアーを体験レポートとともにご紹介します。

ケアンズの熱気球ツアーはどんな感じ?

ケアンズの中心地から西へ約40kmに位置するマリーバで行われます。熱気球の大きさは、最大で高さ37m、ビル12階の高さに相当。搭乗人数も世界最大級で、一つのバスケットに最大24名も乗ることができます。

日本では係留フライトというロープで固定された状態で上空約30mまで浮く熱気球体験が多い中、ケアンズの熱気球ツアーは自由に大空を飛行するフリーフライトになります。その日のコンディションにもよりますが、上空1000mを30分から1時間かけて、ゆっくりと空中散歩を楽しめます。

マリーバはどんなところ?

マリーバ(Mareeba)は、ケアンズの中心地から西へ約40km、車で1時間ほどのエリアになります。マリーバは年間300日が晴れの日と言われ、ケアンズ市内が雨でもマリーバは晴天になることが多く、安定してフライトできるそうでです。

熱気球ツアーの持ち物や服装

離発着場所の牧場や畑は朝露や雨により濡れていたり、ぬかるんでいる場合があるため、汚れてもよい服装、長ズボン、スニーカーがおすすめです。また早朝のため、肌寒く感じる場合もあるので着脱しやすい上着があると便利です。

熱気球の籠は、大人の腰の高さまであります。籠に足をかけて乗り降りするので、スカート、ハイヒール、サンダルでは参加しないように。白い服も避けましょう。

気球に持ち込める荷物は、カメラ、携帯電話、サングラス、帽子のみ。それ以外は車内で保管しますので手荷物は最低限に。

ツアー終了後、ホテルに戻らず空港で降りる方は、ホテルのチェックアウトを済ませ、全ての荷物を持った状態で参加します。スーツケースは鍵を閉めてツアー中は車内で保管します。

ホテルお迎え

ケアンズ熱気球ツアー送迎バス

早朝4時頃にケアンズ市内主要ホテルにお迎え。

お迎え直前に、事前に登録した電話番号にバスのお迎え時間、バスの車種、ドライバーの名前と連絡先、バスの現在地情報がSMSで届きます。お迎えのバスが時間通りに来なくて不安になる、ということはありません。

バス出発前に簡単なツアーの流れの説明があり、グループ毎にツアー終了後の降車場所の確認があります。熱気球の離陸地点のマリーバまでは約1時間のドライブ。朝が早いため、道中はほぼみんな寝てます。山間部の曲がりくねった道も通るため、車酔いしやすい方は酔い止め薬を飲むことをおすすめします。

トイレ休憩と注意事項の説明

5:30 マリーバ・ヘリテージ・ミュージアムでトイレ休憩。女性用トイレは4つあり、きれいに清掃されていました。すぐそばには移動式のコーヒーショップが営業、飲みたい方は購入できます。

ここを最後に帰りまでトイレ休憩はありません。またスケジュールによってはトイレ休憩がない場合もあります。必ず出発前のホテルでトイレに行きましょう。

ケアンズ熱気球ツアー送迎バス車内

車内に戻ると本日のパイロットの紹介や注意事項の説明が始まります。その後、日本語・英語でセーフティー・ブリーフィング動画が流されます。

マリーバ近郊には熱気球の離陸ポイントが150箇所以上あり、この時点でマリーバ空港の管制塔と連携を取り、その日の離陸ポイントが決まります。風船にヘリウムとLEDライトを入れて夜のうちに飛ばし、風向きを見てその日の離陸ポイントを決めるそうです。この日は離陸ポイントが決まるまで30分ほど待機しました。

マリーバ離陸ポイントに到着

6:00 マリーバ離陸ポイントに到着。地面は朝露で若干ぬかるんでいるところもあります。到着後にお水、または野菜ジュースが配られました。

到着した時点で既に6割くらい膨らんだ状態の熱気球が2つ並んでいました。まだ薄暗い中、バーナーで暖められた空気で熱気球がみるみるうちに膨らむ様子は迫力満点。この迫力ある状態の気球を外側から撮影できるのはこの時だけなので、お見逃しなく。着陸後は、気球が倒れた状態で空気が抜けかけているため、きれいに膨らんだ状態の気球は撮影できません。

高原の澄み切った空気の中、いよいよ離陸です

ケアンズ熱気球ツアー乗り込む

6:30 準備が整ったら、24人乗りのバスケットに補助階段を使って乗り込みます。

バスケットは4つに仕切られていて、1セクションに最大6人乗れるそうですが、6人入ると少々窮屈に感じました。離陸直前にはカメラでグループ毎にバスケットの外から写真を撮ってくれました。バーナーの近くは熱く音も大きいため、子供連れの家族はバスケットの角の方に案内され、子供用の防音ヘッドホンが渡されていました。

いよいよ離陸です。

上空1000mの音のない世界へ

その日の天候や参加人数によって飛行条件は異なりますが、上空1000mへ30分から1時間かけて大空を飛行します。フライトの途中でバーナーを止めた時に訪れる静寂の世界は、不思議な感覚に陥ります。

上空は揺れや風がほぼなく、酔う心配もないため快適です。ただ、バーナーの近くだと頭が熱くなるため、帽子があるといいですね。

フライト中は、英語でサトウキビ畑や下に見える作物の名前だったり、マリーバ地域について説明をしてくれます。野生のカンガルーやワラビーを見られるポイントも教えてくれ、フライト中は飽きずに楽しませてくれます。

フライト中に撮影された写真は、翌日までに登録したメールアドレスに写真をダウンロードできるURLが送られてきます。

地上へ帰還

どきどきの着陸はパイロットの腕の見せ所。風を読み、バーナーを操りたくみに着陸地点まで誘導します。バスケットの中には着陸姿勢を説明する案内(日本語、英語、中国語、韓国語)があり、着陸前にランディングポジションを取るように指示されます。

約30分から60分のフライトを満喫し着陸しますが、着陸ポイントは毎回違います。他の気球は離れた場所に着陸していました。

着陸後はみんなでワイワイ熱気球のパッキング

ケアンズ熱気球の中

7:35 空気が少し抜けて横たわったバルーンの中にみんなで入り、集合写真。自分のスマホで写真を撮ってもらう時間はありませんが、着陸地点によってはバルーンの中に入れないこともあるのでラッキーです!

ケアンズ熱気球ツアー片づけ

バルーンの外に出て後片付け開始。これが結構大変だけど楽しい。いい思い出になります。

バルーンの両側に分かれて、まずは空気を抜く作業。次に空気が抜けたバルーンを持って袋に収納するのですが、バルーンが重くてなかなかの重労働でした。腰痛や怪我をしている方は後片付けに参加しないようにと案内があります。

バルーンを片付けた後に手を洗う場所がないため消毒ジェルが用意されていますが、ウェットティッシュを持っていると便利です。

お腹も空いたころなので軽食タイムに

8:00 バスに乗って軽食会場へ移動。シャンパンまたはオレンジジュースで乾杯!シャンパンをオレンジジュースで割っている人もいました。軽食は、スコーンやワッフル、パウンドケーキ、キッシュ、卵焼き、フルーツ、ミューズリーバーなど、日によって違います。

ケアンズ熱気球ツアー認定書とシャンパン

この時に熱気球搭乗証明書をもらいます。

熱気球に乗った後、シャンパンを飲むのには理由が

1783年フランスの軍人、フランソワ・ダルランドがフランス国王が見守る中、初のフリーフライトを行った後にシャンパンで成功を祝い、これが気球乗りの伝統になったそうです。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』/フランソワ・ダルランド)

ケアンズ市内に向けて出発

8:30 軽食も食べ終わり満足したところで、ケアンズ市内に戻ります。担当してくれたパイロットたちとはここでお別れです。

途中で行きと同じ、マリーバ・ヘリテージ・ミュージアムでトイレ休憩を済ませて、ケアンズ市内へ向かいます。スカイレール乗り場のスミスフィールド駅や、そのまま日本へ帰国する人をケアンズ空港まで送り届けて、10時頃ホテルへ戻ります。

ケアンズ熱気球遊覧飛行ツアー体験レポ

この記事では、ケアンズ旅行の帰国日に参加できる熱気球遊覧飛行ツアーの様子をご紹介しました。ケアンズ滞在を最後の最後まで満喫できるツアーをお楽しみください。

ケアンズ

熱気球遊覧飛行体験ツアー(送迎付き+写真データプレゼント)

広大なオーストラリアの空を飛行する熱気球は最大で高さ37m、ビル12階の高さに相当し、搭乗人数も世界最大級!一つの籠に最大24名乗ることができます。気球のデザインも、コアラやカンガルーなど、どの気球に乗れるかは当日のお楽しみ!

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所用時間:5時間30分

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