ケアンズといえば世界遺産グレートバリアリーフの玄関口。ケアンズから行けるグレートバリアリーフの島の中でも一番高い透明度を誇るミコマスケイ(英語:Michaelmas Cay)は、シュノーケリングに最高の島!白い砂浜に青い海のミコマスケイで最高のケアンズ旅行を過ごしませんか?
一度は訪れてみたい透明度抜群のミコマスケイ

ミコマスケイは、ケアンズから約40㎞沖合に位置し、1日の上陸人数を限定している特別保護地区の無人島です。船で片道約2時間掛かりますが、その分、海やサンゴ礁はとてもきれいです。また、ミコマスケイはグレートバリアリーフの中でも重要な野鳥の保護区のひとつで多くの海鳥が暮らしています。
ミコマスケイは「島」じゃない?

ミコマスケイの「ケイ(Cay)」は「砂州(読み方:さす)」と呼ばれ、実は普通の島とはちょっと成り立ちが違います。ケイ(砂州)は、サンゴの欠片や貝殻、有孔虫の死骸などが海流によって運ばれ、サンゴ礁の上に堆積してできた「砂の島」のことです。
通常の島が地殻変動などで生まれるのに対し、ケイは「生き物のカケラ」だけでできています。そのため、砂が驚くほど真っ白で、海の色をより鮮やかなエメラルドグリーンに引き立ててくれています。
ミコマスケイ日帰りクルーズツアーを体験
今回ご紹介するのは、世界遺産グレートバリアリーフのミコマスケイに行く日帰りツアー。サンゴ礁に囲まれた波のない穏やかな浅瀬と高い透明度を誇る海の青さが特徴のミコマスケイまでサンデッキがついたセイリングクルーズで行きます。
船内アナウンスやスケジュール説明は基本的に英語ですが、日本人クルーが同乗しているので安心!大切なポイントは別途日本語で案内してくれるため、気兼ねなく参加できます。
まずはクルーズ発着地のリーフフリートターミナルへ
朝7時半、リーフフリートターミナル(英語:Reef Fleet Terminal)の「GREAT ADVENTURES」カウンターで乗船手続きします。船に乗る前の港では、記念撮影などもしておきたいので早めに乗船手続きするのがおすすめです。

乗船手続きを終えたら「OCEAN SPIRIT CRUISES」の看板に沿って船へ向かいます。

乗る船はオーシャン・スピリット号です。
ミコマスケイに行くオーシャン・スピリット号に乗船

8時になると乗船開始です。まず乗船するとツアーの楽しみのひとつ、モーニングティーの時間。マフィンとコーヒー、紅茶のサービスがあります。朝食にちょうどいいですね。
モーニングティーのサービスは出港までの間なので、飲食する際は早めに乗船するようにしましょう。また出港すると10時くらいまでは船が揺れる可能性があるため、不安な方はここで酔い止め薬を飲んでおくと安心です。
ミコマスケイに向けて出発!

8時半、出港の時間です。港を離れて船はミコマスケイに向けて海へ出ます。船内やサンデッキでクルーズを楽しみます。ちなみに船酔いしにくい場所は、外の景色や風を浴びれるサンデッキと船内は中心部分です。

9時頃になると船内では、ツアーの注意点やシュノーケリングの楽しみ方についての説明が始まります。続いて英語での解説になりますが、グレートバリアリーフの成り立ちやサンゴの種類、出会える魚たちなど、興味深い海洋学の話が盛りだくさん。
このツアーでしか聞けない貴重な情報も多く、写真付きのスライドを見ながら進むので、英語が分からなくても十分に楽しめる内容でした。
ミコマスケイで遊ぶ準備
到着間近の10時頃になると色々と準備が始まります。まず半潜水艇(英語:Semi-Submarine)のツアーチケットが配られます。チケットは時間別になっているので希望の時間があれば早めにもらうようにしましょう。
1階後方ではシュノーケル用具の貸し出しが始まります。箱に入っているシュノーケルマスクと足ヒレを選びます。クラゲ除けスーツ(英語:Lycra suit)も無料で借りられます。スタッフが全身をみてサイズを選んでくれるので本人が行くのがいいんだとか。
体験ダイビングに参加する方はこの時間に説明があります。
ここでシュノーケルマスクの空気漏れチェックと足ヒレのサイズが合っているかどうか試してみます。ビーチに到着してから交換したい時は、また船に戻らなくてはならないですからね。
いよいよ、ミコマスケイに到着

10時半頃、白い砂のミコマスケイが見えてきました。潮の満ち引きにより、ミコマスケイの大きさは毎日変わります。

この時、船上では魚の餌付けショーがあります。水面まで魚がくるので、記念にぜひ写真撮影してみてくださいね!また、ここから先のミコマスケイにはトイレがないので、船で済ませておくと安心です。

ミコマスケイ周辺は浅瀬なので、少し離れたところに船は停泊します。
シュノーケリング天国のミコマスケイに上陸

それではミコマスケイのビーチへと移動します!!浅瀬のため船は一歩手前でストップ。そこからは小さなボートタクシーに乗り換えてミコマスケイへ上陸します。 5分程で、目の前には真っ白な砂浜が広がります。

この透明感っ!遠浅というのもありますが、ほんとうに綺麗!!癒される美しさです。フォトジェニックでおすすめです!
ミコマスケイのビーチ周辺の海は浅く、波も穏やかです。年齢を問わず初心者からファミリーまでシュノーケルを楽しめます。ビーチではライフジャケットの貸し出しもしているので泳ぐのが苦手な方にも沈まないので心配いりません。
さらに安全面への配慮も抜群。監視員はビーチだけでなく、小型ボートに乗って海上も見回っています。常に目が行き届いているので、初心者や泳ぎに自信がない方でも非常に安心感が強いのが特徴です。
水温は、浅瀬なら心地よく感じる温度。一方で、遠くへ行くほど体感温度はぐっと下がりますが、その分、出会える魚の種類も格段に増えます。

iPhoneを防水ケースに入れて撮ったものです。綺麗ですよね。楽しすぎて時間が足りないくらいギリギリまで泳ぎました。
間近でサンゴ礁が見られる半潜水艇に乗船

予め時間指定の入ったチケットで半潜水艇ツアーに参加します。水面下1mの世界でサンゴ礁を楽しめます。思っていた以上に近くて、大きく綺麗なサンゴ礁を感じることができました。ウミガメも発見しました!

この半潜水艇ツアーは船の後方デッキで乗り換えして約30分です。
船内で人気のビュッフェランチ
お昼になり、そろそろお腹も空いてきた頃。船に戻ってランチタイムです。各自好きなものを選んで食べていきます。エビは大半の人が選ぶほど人気でしたよ。ビュッフェ式の嬉しい食べ放題です!




ランチビュッフェは、ホットミール3種とサラダをメインとしたコールドミールが6種。バラエティとしては控えめですが、実はこれ、午後もたっぷり泳ぎたい人には最適なんです。シュノーケリングを存分に楽しむなら、満腹を避けるのが鉄則。まさに「理にかなった」内容と言えます。
ミコマスケイは野鳥の保護区
ミコマスケイはグレートバリアリーフ最大の野鳥繁殖地の一つ。なんと23種類以上、多い時期には2万羽を超える海鳥がこの小さな砂州に集まります。

ミコマスケイはロープで仕切られており、人間が立ち入れるのはビーチの一部のみ。他のエリアは鳥のサンクチュアリ(聖域)として厳重に守られています。

ロープの外側は野鳥の保護区域であり、多くの海鳥が生息しています。

ビーチを散策すると、そこに広がる大迫力の鳥の数。ロープギリギリに少しびっくりするくらいの鳥がいます。上空を舞い、砂浜を埋め尽くす鳥たちの姿は圧巻の一言。「鳥の島」という別名にも納得の迫力でした。
海鳥がロープ内に入ってくることは基本的にありません。ロープ内のビーチに入ってきても2~3羽程度です。
ミコマスケイから帰りのクルーズ

14時半頃、ツアーの最後はアフタヌーンティー。出航までコーヒー、紅茶とケーキやフルーツのサービスがあります。泳いだ後のデザートは絶品です。
15時頃、ミコマスケイを出航してスパークリングワインとチーズクラッカーのサービスがでて17時頃ケアンズに到着です。
行きは気になりませんでしたが、泳いだ後は体が冷えているため、帰りの船内の冷房が強く感じられました。外のサンデッキに出て日光浴をしながら温まりましたが、日焼けを避けたい方は羽織れる上着が必須です。
充実の日帰りツアーでミコマスケイを満喫!
この記事では、ミコマスケイを楽しむ1日ツアーの様子をご紹介しました。世界遺産グレートバリアリーフの中でも、ひときわ高い透明度を誇るミコマスケイ。人工物が一切なく、聞こえてくるのは風の音、波の音、そして生命力あふれる鳥の声だけ。上陸人数が厳しく制限されたその場所は、まさに「選ばれた人だけが辿り着ける聖域 」のような美しさです。
移動に時間はかかりますが、その価値は想像をはるかに超えています。透き通る海と真っ白な砂州が織りなす絶景を、ぜひ次のケアンズ旅行のハイライトに選んでみてください。
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所用時間:8時間30分
ミコマスケイへ向かう「オーシャンスピリット号」は、安定性に優れた大型のカタマランです。ただし、外洋を航行するため、当日の波の状況によっては揺れを感じることもあります。 不安な方は、乗船の30分前までに酔い止め薬を服用されることを強くおすすめします。
はい、楽しめます。無料の半潜水艇 (サブマリン)に乗れば、濡れることなくサンゴ礁や熱帯魚の世界を間近に観察できます。また、ミコマスケイは遠浅の美しいビーチなので、波打ち際を歩くだけでも癒やされる絶景に出会えますよ。
もし泳ぐのは苦手だけど、もっとたくさんのサンゴや魚を見たいという場合は、「グリーン島とアウターリーフ」のツアーもおすすめです。
ミコマスケイは手つかずの自然を保護している砂州(ケイ)であるため、ビーチに建物や日陰はありません。日差しを遮るものはございませんので、ラッシュガードの着用、帽子、サングラス、日焼け止めなどの徹底した日焼け対策をお勧めします。停泊している船内には冷房完備の休憩スペースがございますので、適宜休憩を取りながらお楽しみいただけます。
はい、可能です。ビーチ上陸ですので、お子様のペースで砂遊びや水遊びを楽しんでいただけます。ただし、島内は砂地のためベビーカーの使用はできません。移動は抱っこ紐が便利です。また人工物もないため、トイレやオムツ替えは一度船に戻る必要があります。
正直なところ、鳥が苦手な人には少し驚かれる環境かもしれません。想像以上に多くの鳥が生息しています。鳥が苦手という方は、あらかじめ心の準備を。ただし、ビーチにはロープが張られており、人間が立ち入るエリアと鳥の保護区は区切られています。鳥と直接交わったり、襲ってきたりすることはありません。














小型のボートは1隻で行き来しているので早めに乗るとミコマスケイでの滞在時間は増えます。