モートン島は世界で3番目に大きな砂でできた島。エメラルド色の透き通った海と白い砂にたくさんのアクティビティが楽しめます。さらにモートン島には、タンガルーマ・アイランド・リゾートでしか体験できない「野生のイルカに餌付け」があります。
この記事では、モートン島にあるタンガルーマ・アイランド・リゾートを1日で楽しむ日帰りツアーの様子をお届けします。
目次
オーストラリアのモートン島とは?
モートン島(Moreton Island)は、ブリスベンの沖合い約40kmにあり、島のほぼ全域が国立公園に指定されています。オーストラリアの世界遺産フレーザー島、ノース・ストラドブローク島に次ぐ世界で3番目に大きな砂の島でモートン島の中央には高さ約280mの巨大な砂丘があります。また、このモートン島では、野生のイルカやジュゴン、冬にはクジラと海洋生物に高確率で出会えます。
モートン島の魅力は大自然を遊ぶたくさんのアクティビティ。砂山を滑ったり、透き通った海でシュノーケリング、海洋生物を探すクルーズなど海と自然を楽しめます。さらに野生のイルカに自分の手で餌づけができるのは、この島ならではの体験。ブリスベンやゴールドコースト旅行では絶対に訪れたい場所です。
モートン島のタンガルーマ・アイランド・リゾート日帰りツアーを体験
モートン島へはブリスベン港から船で約75分。港までの移動を考えると送迎とアクティビティが含まれたツアーへの参加がおすすめです。
今回は、モートン島ツアーで人気のタンガルーマ・アイランド・リゾートの「イルカ餌付け体験」と「デザートサファリ」が含まれるプランにゴールドコーストから参加しました。日帰りツアーの様子を写真とともにご紹介します。
モートン島日帰りツアーの持ち物や服装
モートン島へ行くフェリーの持ち込み手荷物は、膝の上や足元に置けるサイズということなのでリュックやビーチバッグがおすすめです。高価なものはできるだけ持たず、財布はいつも使っているものではないプラスティックケースにクレジットカードと10ドル札2枚入れて最低限にしました。
バッグの中身:①ビーチタオル ②小さいタオル ③羽織れるもの ④ウォーターボトル ⑤サングラス ⑥日焼け止め ⑦帽子 ⑧スマホ ⑨財布 ⑩身に着けられる小さいバッグ ⑪最低限の着替え ⑫ボールペン ⑬酔い止め薬とバンドエイド(もしもの時の為) ⑭飴
服装は水着の上にTシャツと長袖UVパーカ、下は短パンにビーサンで参加しました。船内や帰りの時間は寒いので羽織れるものがあるといいです。
まずはゴールドコーストのホテルからブリスベン港へ
朝7時前、ツアーバスのお迎えがあるため集合場所のホテルエントランスで待ちます。他のホテルも経由してブリスベンへ向かいます。
ブリスベンの港に到着。ドライバーとはここでお別れして、港のチケットブースで受付します。受付はフェリー出発時間の1時間前からで、早く着いたので少し待ちました。
9時、受付時間になったのでカウンターで名前と予約番号を伝えてチェックイン。ここでモートン島で引き換えるアクティビティのチケットやフェリーの乗船券、食事券など受け取ります。内容に間違いがないか確認して、足りないチケットや疑問点があれば、このカウンターで確認します。
無事、受付が終わったら乗船までベンチで少し待ちます。この待ち時間に受付でもらった案内用紙をみてアクティビティの受付場所などを確認していたのでモートン島では無駄なく動けました。
フェリーに乗船!モートン島のタンガルーマ・アイランド・リゾートへ
9時半頃、「ボーディング」の声が聞こえて乗船開始です。スタッフに乗船券を渡して船に乗ります。座席は全て自由席です。
船内で使えるドリンククーポンでコーヒーを頼みました。
10時に出港して30分程は湾内なので揺れません。ホットドリンクを飲むならこの時間がいいかもしれません。しばらくして外洋に出るとスピードアップし揺れを感じました。晴れていても風が強い日は波が高くかなり揺れることもあるようです。
モートン島へ到着したらツアーの受付
11時半頃、モートン島へ上陸です。「イルカ餌付け体験」が含まれたプランには桟橋でスタッフが待っているとのことなのでウェルカムボードを見つけたら声を掛けます。
滞在中の案内やラウンジの使い方など簡単な説明を受けました。この時、デザートサファリツアーのバウチャーも交換できたのでツアーデスクの受付は省けました。
ここでツアーバウチャーをもらえない場合はリゾートセンターのツアーデスクで手続きする必要があるようです。ツアーバウチャーの表には集合時間、裏面は同意書になっています。参加時間までに書いておきましょう。
ちなみにマリンディスカバリークルーズや沈没船シュノーケリングツアーの受付は「タンガツアーズ」で行います。
モートン島でランチ
デザートサファリツアーの時間まで1時間程あるのでこの間にランチを取ります。ツアーに含まれている25ドル分の食事券はどのお店でも使えるようです。
私はビーチカフェ(beach Cafe)のタンガ・ビーフ・バーガー(TANGA BEEF BURGER)をオーダーしました。
食後はラウンジへ行き、荷物をコインロッカー(1回2ドル)に預けてラウンジのコーヒーを頂きました。ツアーバウチャーの同意書もここで書きました。
集合時間が近づいてきたので、島内をぶらぶらしながらデザートサファリツアーの集合場所に向かいます。
砂滑り!デザートサファリツアー
13時15分、ツアーデスクの外に集合。同意書を渡し、車まで移動して出発します。出発すると舗装されていない道をぐんぐん進み、スリルあるドライブの始まり。砂丘に到着したら裸足になってバスを降ります。
いよいよ、砂丘を登ってサンドボードにうつ伏せになり砂滑りを体験。正直、砂山を登るのがツラいですが、これも非日常体験。砂が直撃しないようにボードの先端を反らして口を閉じて滑るだけ。約1時間、何度でも滑っていいとのことだったので3回滑りました。
自由時間の過ごし方
15時デザートサファリツアーから戻ってきました。
今日のイルカ餌付け体験の時間は18時。レストランは17時オープンが多いので夕食は17時として約2時間の自由時間です。
カヤックやシュノーケリング用具をレンタルしたり、ビーチでのんびり、ラウンジで休憩など様々な過ごし方ができます。ATV四輪バイクツアーやヘリコプター遊覧飛行への参加もおすすめです。
17時、レストランがオープンしたので夕食をとります。この後、食事をとる時間がないのでガッツリとした、ビーチバーベキュー(Beach BBQ)の和牛ランプステーキ(200G WAGYU RUMP)をオーダーしました。
野生のイルカに餌付け体験
18時、イルカ餌付け体験のゲート前に集合です。服装は腰辺りまで濡れるとのことなので水着で参加しましたが日が落ちているので肌寒かったです。餌付け体験の説明は英語で受けますが事前に日本語のページを見ておくとわかりやすくて安心です。
二人一組になって入水し、スタッフの合図で餌をあげます。ほんの短い時間ではありますが貴重な体験。
カメラマンに写真を撮ってもらったら戻ります。
イルカ餌付け体験が終わったら帰路へ
イルカ餌付け体験が終わったら急いで荷物を取りに行って船へ向かいます。モートン島を出る最終便の船は餌付け体験が終わるとすぐに出港します。この便は帰りの乗船券が不要なので名前を言って船に乗ります。
船内のエアコンはキンキンに冷えているのでビーチタオルや羽織るもので防寒必須です。ブリスベン港に到着したら、行きにチェックインしたカウンター横のトイレでドライバーと待ち合わせ。バスに乗ってゴールドコーストまで帰ります。
22時頃、ゴールドコーストのホテルに到着。長い一日の遊び尽くした充実の内容でした。
日帰りツアーでモートン島を満喫体験
この記事では、モートン島で人気の「イルカ餌付け体験」が含まれた日帰りツアーの様子をご紹介しました。思いっきりモートン島の魅力を味わうなら宿泊がおすすめですが、美しい海や大迫力の砂山で滑走、間近でイルカを感じる餌付け体験などポイントを押さえれば日帰りツアーも効率よく楽しめます。ゴールドコーストやブリスベンへ訪れた際は、ぜひツアーに参加してモートン島を満喫してください。
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所用時間:14時間