ロットネスト島は、パース市内から日帰りで行けるリゾートアイランド。野生のクオッカや美しいビーチが広がる、パース旅行の人気観光スポットです。
この記事では、ロットネスト島へ行く方法のフェリーや飛行機をご紹介。フェリーにはさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。
ロットネスト島の距離や行く方法は?

ロットネスト島はフリーマントルの沖合い約19キロに位置する島で、パースから日帰りでアクセスできます。ロットネスト島には、人気のクオッカや美しいビーチだけでなく、サイクリングやシュノーケリングスポットもあります。
ロットネスト島までの行き方比較表
行き方 | 発着地 | 時間 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
フェリー | パース・バラックストリート桟橋 | 約90分から約120分 | 往復127ドルから | 乗り換えなし、スワンリバークルーズが楽しめる |
フリーマントル | 約30分 | 往復85ドルから | 最速で行きたい人、駅近 | |
ヒラリーズ・ボートハーバー | 約45分 | 往復92ドル | 無料駐車場完備 | |
電車+フェリー | パース駅→フリーマントル | 約65分 | 往復95ドル | 自分のペースで楽しめる |
送迎バス+フェリー | パース市内→フリーマントル | 約90分 | 124ドルから | 送迎とフェリーチケットに観光がつくパッケージ |
パース市内→ヒラリーズ・ボートハーバー | 約120分 | 120ドルから | ||
飛行機 | ジャンダコット空港 | 約15分 | 330ドル | 遊覧飛行を楽しめる |
フェリーの乗る場所によって移動時間や料金はさまざまです。滞在場所や時間、予算に合った行き方を選んでくださいね。
ロットネスト島行きの運行フェリー


ロットネスト島への運行フェリーは、パース(Perth)からフリーマントル(Fremantle)経由と、ヒラリーズ(Hillarys)からの2つの航路があります。運行会社は3つ、乗船場所は4か所あります。
運行会社 | SeaLink Rottnest Island Ferry | Rottnest Express | Rottnest Fast Ferries |
---|---|---|---|
発着地 | |||
パース・バラックストリート桟橋発 | 1便/日 | 1便/日 (期間限定で2便/日) | × |
フリーマントル(Bシェッド)発 | 5便/日 | 4便/日 | × |
フリーマントル・ノースポート発 | × | 2便/日 | × |
ヒラリーズ・ボートハーバー発 | × | × | 3便/日 |
パースのバラックストリート桟橋は、パース市内のホテルから歩いてアクセスできる便利な乗り場で初めて行く方でもわかりやすいです。
フリーマントルのBシェッドフェリーターミナルは、最寄り駅のフリーマントル駅から徒歩約10分でアクセスできる乗り場。
フリーマントルのノースポート(Northport)とヒラリーズ・ボートハーバー(Hillarys Boat Harbour)は、駐車場が完備されているので車を利用する方におすすめです。
パースからフェリーで行く方法
パースからフェリーだけを利用して、ロットネスト島へ行くにはフェリーで約90分です。パースのバラックストリート桟橋を出発し、スワンリバーを通ってロットネスト島へ向かいます。乗船時間は他の港から出発するより長いですが、バスの乗り継ぎなどを考えると移動時間に差はありません。また、ゆったりとリバークルーズを楽しむこともできます。
パースからロットネスト島行きのフェリー会社は、シーリンク・ロットネストアイランドフェリー(SeaLink Rottnest Island Ferry)とロットネスト・エクスプレス(Rottnest Express)の2社あり、別々に運行しています。
行き | シーリンク・ロットネストアイランドフェリー | ロットネスト・エクスプレス | |
パース・バラックストリート桟橋発 | 8:30 | 8:45 | 9:30 |
ロットネスト島着 | 10:00 | 10:30 | 11:00 |
時間/往復料金 | 90分/127ドル | 105分/129ドル | 90分/169ドル |
直行/経由 | 直行 | フリーマントル経由 | 直行 |
帰り | シーリンク・ロットネストアイランドフェリー | ロットネスト・エクスプレス | |
ロットネスト島発 | 16:30 | 17:00 | 16:15 |
パース・バラックストリート桟橋着 | 18:00 | 18:45 | 17:45 |
直行/経由 | 直行 | フリーマントル経由 | 直行 |
スケジュールは季節によって変更されることがあるため、最新の時刻表は公式サイトまたは予約の際に確認しましょう。
フェリーのみで行くメリット・デメリット
メリット
- バスや電車の乗り継ぎがなくてラク
- リバークルーズも楽しめる
デメリット
- 乗船時間が長い
129
所用時間:1時間30分

パースから電車+フェリーで行く方法
パースから電車とフェリーを利用する場合、目的地であるロットネスト島まで約60分でアクセスできます。まずパース駅からフリーマントル駅まで電車で約30分、運賃は片道5ドル20セント(2025年9月現在)。そしてフリーマントルからロットネスト島までフェリーで約30分です。
駅からフェリーターミナルまでの移動や乗船手続きには時間がかかってしまう場合も多いので、時間に余裕を持って利用してください。
フリーマントル駅からフェリーターミナルまでの行き方

フリーマントル駅からアクセスできるフェリー乗り場は、Bシェッド・フェリーターミナルです。フリーマントル駅からBシェッドフェリーターミナルまでは約650メートルで徒歩10分ほどです。
フリーマントルからロットネスト島行きのフェリーは、ロットネスト・エクスプレス(Rottnest Express)とシーリンク・ロットネスト・アイランド(SeaLink Rottnest Island)の2つの会社が運行しています。どちらも所要時間は同じです。
フリーマントルの港を利用する際の注意点
フリーマントルには、Bシェッド・フェリーターミナルの他にノースポート(Northport)というフェリーターミナルもあります。ノースポートは、ロットネスト・エクスプレスが乗り入れており、駅から遠いのでチケットを購入する際は注意しましょう。フリーマントル・ノースポートは、駐車場が完備されているので電車ではなく、車を利用する方にはおすすめです。
電車+フェリーで行くメリット・デメリット
メリット
- 金額が安い
- 自由度が高い
デメリット
- 電車の遅延など予期せぬトラブルにサポートがない
88
所用時間:30分

パースから送迎バス+フェリーで行く方法

パースから送迎バスとフェリーを利用する場合、バスはパース市内のホテルを巡回してフェリー乗り場まで行き、目的地であるロットネスト島までは約90分から120分です。お迎え場所によっては集合時間が早い場合がありますが、フェリー乗り場まで専用バスで向かうのでフェリーに乗り遅れる心配などはありません。
またこのプランには、パース市内の送迎とフェリーチケットの他に自転車や観光バスなどロットネスト島でのアクティビティがついています。ロットネスト島観光に必要なものを押さえておきたい方にはおすすめです。
送迎バス+フェリーで行くメリット・デメリット
メリット
- 送迎・フェリー・観光がセットで必要なものが揃っている
- 予約手配が一度で済む
デメリット
- 集合時間や場所を自分で把握しなければならない
114
所用時間:10時間

114
所用時間:10時間

137.20
所用時間:10時間

パースから飛行機で行く方法

ロットネスト島まではフェリーでアクセスするのが一般的ですが、実は小型飛行機でも行けます。所要時間は15分ほどで到着、上空からインド洋を横断し、ロットネスト島を眺めることができます。ロットネスト島の滞在時間は約4時間あります。
小型飛行機はジャンダコット空港から出発します。パース市内からジャンダコット空港までタクシーで約20分、パース駅から電車とバスを乗り継ぐ場合は約40分かかります。
小型飛行機で行くメリット・デメリット
メリット
- 上空からの景色を楽しめる
- 所要時間が短く、船酔いの心配がない
- 窓側に座れる
デメリット
- フェリーよりも料金が高い
ロットネスト島 フライトツアー(英語)
小型飛行機でパースのジャンダコット空港からロットネスト島へ約15分で到着。ロットネスト島では約4時間滞在、クオッカ探しやビーチや灯台観光など自由にお過ごしいただけます。
323.40
所用時間:4時間30分

移動時間や目的に合わせてロットネスト島へ行こう

この記事では、ロットネスト島までフェリー、飛行機での行き方について紹介しました。おすすめの移動手段は、送迎バスとフェリーの組み合わせです。お迎えの時間が決まっているので時間や体力を温存したい方に最適です。
初めてロットネスト島を訪れる方は、効率よく回って充実できる日本語ガイド付きツアーに参加するのもおすすめです。ぜひ思い出に残るロットネスト島を体験してください。
ロットネスト島 おまかせガイドツアー(日本語ガイド)
◎パース市内ホテル送迎 ◎ロットネス島日帰り往復フェリー(ヒラリーズ発) ◎国立公園入島料 ◎90分島内観光バスツアー ◎日本語ガイド ◎ランチ(1ドリンク付)
312.55
所用時間:10時間
