エアーズロック(ウルル)への行き方&おすすめ観光ツアー

エアーズロック

オーストラリアは、他の大陸では見られないような絶景スポットが数多く存在し、訪れるものを魅了してやまない国です。その中でも、一生に一度は訪れたい場所として絶大な人気を誇るのが「エアーズロック(ウルル)」です。今回は、オーストラリアの主要都市からエアーズロックまでの行き方と、おすすめの現地ツアーを詳しく紹介します。

エアーズロック(ウルル)とは?

エアーズロック

エアーズロックは、オーストラリアのほぼ中央に位置する、世界で2番目に大きい一枚岩です。1987年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。

オーストラリアの先住民アボリジナルの人々の間では、精霊が宿る場所とされており、聖地として崇められています。英語名は「エアーズロック」ですが、アボリジナルの言葉では「ウルル」と呼ばれています。

オーストラリア各都市からエアーズロックへのアクセス方法

ジェットスターの機体

日本からエアーズロックへの直行便はなく、乗り継ぎが必要です。エアーズロック空港へは、オーストラリアの主要都市からフライトがあります。特にシドニー、メルボルン、ケアンズ経由が便利です。それぞれの行き方を確認しましょう。

早く行きたいならシドニー経由

シドニー空港からエアーズロック空港までは、ジェットスター航空およびカンタス航空の2社が運航しています。前者は1日1便、後者は週5便の運航。

シドニー発は午前10時台で、所要時間は約3時間半かかります。

日本からシドニーへの直行便は数多く飛んでおり、便によっては同日乗り継ぎが可能です。エアーズロックに早く行きたい方、休みがあまり取れない方、弾丸旅行をご希望の方は、シドニー乗り継ぎがおススメです。

メルボルン経由もおすすめ

メルボルン空港からエアーズロック空港までは、ジェットスター航空が週5便運航しています。メルボルン発は午後12時台で、所要時間は約3時間です。

日本からメルボルンへの直行便も飛んでおり、こちらも便によっては同日乗り継ぎが可能です。

複数都市の観光を楽しみたい人はケアンズ経由もおすすめ

ケアンズ空港からエアーズロック空港までは、カンタス航空が週4便運航しています。ケアンズ発は午前6時台で、所要時間は約2時間半かかります。

日本からケアンズへの直行便は、ジェットスター航空が1日1便運航しております。ケアンズ経由でエアーズロックへ行くには、最低でもケアンズで1泊する必要がありますが、ケアンズも観光客に大人気の都市なので、複数都市を観光したい人にはおすすめです。

エアーズロック空港からエアーズロック・リゾートへの行き方

エアーズロック空港に到着したら、まずは観光の拠点となるエアーズロック・リゾートへ向かいましょう。エアーズロック・リゾートは、エアーズロック観光のために作られた小さな街です。ホテルやキャンプ場、レストラン、ショッピングセンターなど、観光に必要な施設が何でも揃っています。

空港からエアーズロック・リゾートまでは、無料のシャトルバスが巡廻しています。車体に「Ayers Rock Resort Shuttle」と書かれたバスに乗り込めば、10分ほどでリゾートに到着します。約20分間隔で運行しており、各ホテル、ビジターセンターなどの主要スポットにも止まります。

エアーズロックのおすすめオプショナルツアー2選

エアーズロック・リゾートに到着すれば、いよいよエアーズロックとのご対面まであと少し。エアーズロック・リゾートからエアーズロックまでは、車で約20分の距離です。レンタカーを借りて自由に周ることも可能ですが、初めてのエアーズロック観光なら、ツアーが断然おススメです。

エアーズロックまでの送迎と、現地ガイドが付くので、砂漠の中で道に迷う心配もありません。エアーズロックを安心して楽しみたい方のために、おすすめのオプショナルツアーを2つ紹介します。

エアーズロック

ラクダで行くサンセットツアー

ラクダに乗って日の入りを鑑賞。赤い大地をラクダに乗ってウルル観光。日の入り1時間半前に出発。砂漠のような当地ではラクダはピッタリの乗り物です。

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所用時間:2時間30分

エアーズロック

サンライズ観賞&フィールドオブライト

5万個のソーラーライトが織りなす「フィールドオブライト」の光の草原を散策した後、小高い丘へ登り、ウルル(エアーズロック)のサンライズ観賞。

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所用時間:2時間30分

オーストラリアらしいワイルドな自然を体感

赤茶けた砂漠の中にポツンと佇む一枚岩。その不思議な光景は、一度見たら忘れられないほど印象的です。また、エアーズロックはアボリジナルの聖地であることから、世界有数のパワースポットとも言われています。スピリチュアルな大自然が生んだ絶景を眺めながら、心と体をリフレッシュする旅に出かけてみませんか?

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ABOUT US
ちてら
国内保険会社に14年勤務後、好きなことを仕事にするをモットーに翻訳家に転向。ニュース記事の翻訳がきっかけとなり、大好きなゴシップ系海外ニュースを担当するライターに。以後、趣味の旅行や、海外を紹介する記事などを手掛けつつ、翻訳者・ライターとしてマルチな活躍を夢見て、日々奮闘中。