メルボルン観光や生活に欠かせないのが、公共交通機関共通のICカード「myki(マイキー)」です。メルボルンでは駅での切符販売がないため、乗車前に必ず用意しておく必要があります。この記事ではmykiの種類、使い方、チャージ方法、そして知っておくと得する「無料区間」について詳しく解説します。
運賃は2026年1月現在のものです。
myki(マイキー)とは?

マイキーとは、メルボルンの公共交通機関である、トラム、電車、バスに利用するチャージ式のICカードです。
メルボルンの公共交通機関では、長距離列車V/LINEの一部の駅を除き、切符販売されていません。そのため、乗車には「myki(マイキー)」という交通カードが必要です。
マイキーカードを購入できる場所
マイキーカードの購入方法は、サザンクロス駅やフリンダース・ストリート駅など主要駅の窓口やカード発行機、セブンイレブンなど「myki」ロゴがあるお店どで買うことができます。カードの発行手数料は$6.00で返金不可です。
クレジットカードのタッチ決済で直接乗れる?
2026年1月現在のメルボルンでは、まだクレジットカードのタッチ決済(コンタクトレス)で乗車することはできません。現在、導入に向けたテストが進んでおり、近い将来に利用可能になる予定ですが、現時点では「mykiカード」もしくは「モバイルmyki」が必要です。
モバイルマイキーとは?
カードを持ち歩きたくないという方に便利なのが、スマホで決済できるデジタルカードの「Mobile myki(モバイル・マイキー)」です。
モバイルマイキーは、アンドロイド端末で利用できるデジタルカードで、Googleウォレットにmykiを追加して、スマホをかざして乗車可能です。iPhoneは、残念ながらモバイルマイキーにはまだ対応していません。
マイキーの種類と料金システム
myki(マイキー)には、マイキーマネーとマイキーパスの2種類のチャージ方法があります。
- myki Money(マイキーマネー):使った分だけ引き落とされるプリペイド方式。旅行者やたまに利用する方向けです。
- myki Pass(マイキーパス):7日間や28日間などの定期券方式。毎日通勤や通学に利用する方向け。
メルボルンの運賃はゾーン制で、Zone 1(ゾーン1)とZone 2(ゾーン2)に分かれています。観光スポットのほとんどはゾーン 1に含まれます。料金は、トラム、電車、バス全ての公共交通機関で運賃が同じです。
| ゾーン1+2 | ゾーン2 | ||
| myki Money(プリペイド式) | 2時間以内 | 5.70ドル | 3.60ドル |
| 1日の上限(月曜~金曜) | 11.40ドル | 7.20ドル | |
| 1日の上限(土日・祝日) | 8.00ドル | ||
| myki Pass(定期券) | 1週間の上限 | 57.00ドル | 36.00ドル |
マイキー・マネーでメルボルン市内を移動する場合、最初のタッチから2時間は何度乗り降りしても5.70ドルです。1日の上限額も設定されており、平日は11.40ドル、土日祝日はさらにお得な8ドルで乗り放題となります。
2026年2月1日までの土日は無料で利用できます。
ゾーン2ってなに?
ゾーン2は、メルボルン市内から離れた郊外です。ゾーン2内で移動する場合は料金が安くなります。ただし、ゾーン1とゾーン2をまたいで移動した場合はゾーン1の料金が適用されます。
子供はどうする?
2026年1月1日より、18歳未満の公共交通機関利用が無料化されました。ただし、専用の「Youth myki(ユース・マイキー)」をタッチして乗る必要があるため、お子様連れの場合は駅の窓口で確認することをおすすめします。
5歳から17歳までの子供はユース・マイキー(Youth myki)カードを$5.00で発行できます。4歳以下は無料なのでカードを持つ必要がありません。
無料トラム区間(Free Tram Zone)

メルボルン中心部(CBD)には「Free Tram Zone」というエリアがあり、この区間内でのトラム移動は無料です。
無料区間内だけで乗り降りする場合、mykiをタッチ(Touch on)する必要はありません。タッチすると料金が引かれてしまうので注意です。無料区間内だけでトラムに乗る場合は、マイキーカードがなくても利用できます。区間外へ一歩でも出る場合は、タッチしておく必要がありますのでマイキーカードを準備しておきましょう。
マイキーカードの使い方・乗り方

- 乗車時(タッチオン): 改札機やトラム・バス車内にある黄色いリーダーにカードをかざします。「ピッ」と音が鳴ればOKです。
- 降車時(タッチオフ):
• 電車: 必ず改札でタッチオフしてください。
• バス: 降りる時もタッチオフします。
• トラム: タッチオフ不要です。
| 乗る時(タッチオン) | 降りる時(タッチオフ) | |
| トラム:無料区間内 | 不要 | 不要 |
| トラム:無料区間外 | タッチオン | 不要 |
| 電車 | タッチオン | タッチオフ |
| バス | タッチオン | タッチオフ |
マイキーカードのチャージ(トップアップ)方法
オーストラリアではチャージのことをトップアップ(Top up)といいます。マイキーカードのチャージ方法は、マイキーカード取扱店舗や駅にあるチャージ機で行います。

ここでは機械でマイキーマネーにチャージする方法を紹介します。

1.「Top up myki money」を選択

2. マイキーカードを指定場所にセット

3. チャージ金額を設定

4. クレジットカードで支払う場合は「Pay by credit or eftpos」をタッチ。現金の場合はお金を入れる。

5. クレジットカードを選択後、この画面で手続きを待ちます

6. 金額が表示されたらクレジットカードをタップまたは挿入

7. レシートが必要な方は「Yes」、不要なら「No」を選択
マイキーカードを取ってチャージ完了です。
メルボルンを楽しむならマイキーカードが便利
この記事ではメルボルンの交通ICカード「myki」を解説しました。メルボルンを楽しむなら、まずはmykiを手に入れることから始まります。中心部だけなら無料トラムで十分ですが、少し足を伸ばしてブライトンビーチやフィッツロイのカフェ巡りをするなら、マイキーカードは必須アイテムです。















